Back To Sea

act.14 Epilogue

人魚姫は
生涯にたった一度の恋をする

美しい歌声も
綺麗な尾ひれも
家族も
海をも捨てて

望めば叶うと信じて疑わず
子供じみた恋心に惑わされ

決して振り返ることなく
全てを捨てた

無残に希望は打ち捨てられて
何も手には残らなかった

でもね
どうかお願い
可哀想な奴だとはいわないで

全てを決めたのは
自分だったのだから



魂よ海に還れ




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